簿記2級

簿記2級の独学におすすめのテキストと勉強方法を、簿記講師が解説

投稿日:2018年10月5日 更新日:

簿記2級の独学におすすめのテキストと勉強方法を、簿記講師が解説

簿記講師 みのり
ご覧頂きありがとうございます。この記事は、現役の簿記講師の「みのり」が執筆しています。

近年は、簿記2級の試験改正で独学での合格が難しくなっていることもあり、テキスト選びは迷いますよね。

この記事では、簿記2級を独学で勉強する方向けに、簿記講師がお勧めするテキストと、独学での勉強法のポイントをご紹介します。

試験改正と独学勉強に関しては「簿記2級は独学では難しい?勉強時間とスケジュールを簿記講師が解説」の記事も参考にしてください。

簿記2級の独学に、おすすめのテキスト

簿記2級を独学で勉強する場合、おすすめのテキストを紹介します。

簿記2級の市販テキストは、書店に行くと色々な種類があり、どれを選んで良いか迷いますよね。

私自身、簿記講師として色々な出版社が出す簿記のテキストを使って授業をしてきました。

「分かりやすさを重視」した本、「内容の充実度を重視」した本など、色々あります。

その中で「簿記2級を独学で勉強するから、おススメの本を1種類だけ紹介して!」と聞かれたら…紹介する本はコレです。

1番のオススメは「TAC出版 よくわかる簿記シリーズ」

「独学で簿記2級を勉強したい!1番おススメのテキストを教えて!」という方に、簿記講師として1種類だけ選ぶとしたら、TAC出版が発行している「よくわかる簿記シリーズ」をおススメします。

よくわかる簿記シリーズ 簿記2級

よくわかる簿記シリーズ 

揃えたいテキストは、以下の6冊です。

  1. 合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記
  2. 合格トレーニング 日商簿記2級 商業簿記
  3. 合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記
  4. 合格トレーニング 日商簿記2級 工業簿記
  5. 過去問題集
  6. あてるTAC直前予想

 

 

よくわかる簿記シリーズを勧める理由

多くの簿記2級の本から、一番おすすめとして紹介する理由を説明します。

簿記2級の試験改正に対応している

2020年9月現在、簿記2級に合格するために一番大事なのは、2018年までに実施された試験の大幅改正に対応したテキストかどうかです。

2015年~2018年の3年間で、簿記2級の試験範囲が拡大され、今までなかった論点が大幅に追加されました。

試験改正以前は、ヤフオクなどで落札した数年前の教科書を使っても、さほど問題はありませんでした。(今は中古本はもっての他です)

今までになかった論点が、きちんと説明されているテキストを購入す必要があります。

新しい論点に対応しているテキストの中でも、TAC出版は改正を繰り返しています。

そのため、購入時の最新情報が掲載されたテキストをいつでも入手することが出来ます。

 

充実した内容で、合格する実力がつく

TAC出版の「よくわかる簿記シリーズ」は、やや表現がが難しく、ボリュームも多いです。

慣れるまでは難しく感じるかもしれません。

しかし、合格に必要な知識が網羅されているので、しっかり学習すれば合格する実力がつくテキストです。

試験の改正後、簿記2級への合格が難しくなっている現在、特に独学者はしっかりとした実力を身につけて試験に挑む必要があります。

その点「難しいけれど実力がつく」という理由で、おすすめしています。

 

簿記2級の独学、勉強方法のおすすめ

今回オススメとして紹介した、TAC出版の「よくわかるシリーズ」を使った勉強法のコツを紹介します。

商業簿記と工業簿記、どちらから開始する?

簿記2級は、商業簿記と工業簿記の2科目があります。

どちらから勉強を開始しても良いですが、一般的には「商業簿記」から始めます。

また、簿記3級程度の知識がない方・簿記の勉強が初めての方は、事前に「簿記3級」のテキストを一通り学習しておくことをおススメします。

3級の勉強は完璧でなくて構いません。半分程度理解出来たら、2級の商業簿記に進みましょう。

商業簿記の勉強法

簿記2級の商業簿記は、3級の延長的内容です。

しかし、試験改正でかなりボリュームが増えたので、3級の2倍程度の学習量が必要です。

内容が多いので一度に理解しようとすると、かなりの時間がかかります。

とりあえずは、一通りテキストを流すことを目標に効率的に進めて行きましょう。

また「よくわかる簿記シリーズ」には、コラムのような内容もありますが、ココは飛ばして大丈夫です。

基本的な学習が一通り済んで、余裕があればコラムを通してより理解を深めましょう。

 

工業簿記の勉強法

簿記2級の工業簿記は、従来より試験範囲に変更はありません。

商業簿記は新しい論点がどのように出題されるか、予想が困難で点数が取りにくい状態です。

そのため、工業簿記の力をしっかりつけて、点数を稼ぐことが簿記2級の合格ポイントになります。

最初は理解しずらいかもしれませんが、理解出来たら解きやすい問題が多いのも工業簿記の特徴です。

「工業簿記は得意!」と言えるまで、しっかりと学習を進めて下さい。

 

トレーニングの使い方と勉強法

「よくわかる簿記シリーズ」のトレーニングは、かなりのボリュームがあります。

全部解くのも大変ですが、簿記は繰り返し学習することで、知識が定着し実力がつきます。

トレーニングは試験までに3回は解くつもりで、考えておくことをおすすめします。

 

過去問題集の使い方と勉強法

試験1ヶ月前には、テキスト・トレーニングの勉強を終えて試験対策に入るのが理想です。

テキスト・トレーニングが100%でなくても、試験の傾向と対策が上手に出来れば合格に近づきますので、しっかりと時間を確保しましょう。

試験の改正が行われているため、古い過去問題集はNGです。最新の過去問題集を使って、対策しましょう。

簿記2級の試験は2時間ですが、この限られた時間を上手に配分して効率的に問題を解く力を身につけるのも、試験対策の一つです。

過去問題集を解くときは、1問ごとに時間(2時間)を計って解くようにしましょう。

最初は2時間以内に解けなくても構いません(最初から2時間で解ける人は少ないです)

毎回時間を計って過去問題を解くことで、自然とスピードアップし、時間配分の感覚も身につきます。

 

予想問題集の使い方と勉強法

予想問題は、4回分が収録されています。

テキスト・トレーニング・過去問だけでイッパイ・イッパイ!という方も多いと思います。

しかし、試験が改正されて独学では出題予想がむずかしくなってきている現在、情報に詳しいプロの講師の予想が収録された問題は、大変貴重です。

簿記2級に関しては、特に予想問題集まで学習することをおススメします。

ちなみに、TACの予想問題集は本番の試験よりも難しく作られていることが多いです。

過去問題は解けたのに、予想問題で点数が悪かった…と落ち込む方もいますが、過去問題が解けるのであれば実力はしっかりとついています。

予想問題は、過去問やテキストでは補えない応用力をつけるためのものでもあるので、難しくても落ち込まず、知識を上乗せするつもりで取り組みましょう。

よくわかる簿記シリーズ 

揃えたいテキストは、以下の6冊です。

  1. 合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記
  2. 合格トレーニング 日商簿記2級 商業簿記
  3. 合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記
  4. 合格トレーニング 日商簿記2級 工業簿記
  5. 過去問題集
  6. あてるTAC直前予想

 

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