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そもそも、簿記って何だろう?

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みのり
ご覧頂きありがとうございます。この記事は、現役の簿記講師の「みのり」が執筆しています。

突然ですが、「簿記って何ですか?」と聞かれたら、皆さんはどう答えますか?

実は簿記を初めて習いに来た方に、同じ質問をすることがあります。(意地悪ですよね)

簿記を習いに来た方でも、答えに困る方が結構多いんです。

よくあるお答えが、

「経理や事務で使う知識でしょ」

「家計簿のようなもの?」

です。

そうボンヤリと想像された方、ご安心下さい。正解です。

簿記とは?

 
そもそも簿記と言うのは「簿入」と言う言葉から来ています。

コンピューターが今のように普及する前は、会社の取引内容を「帳簿(紙の台帳)」に1件ずつ手書きで記録していました。
 
ただ、この帳簿記録する時その会社ごとに独自のルールで記録をしていては、第三者が見ても全くわからないですよね。

第三者と言うのは、「お客様」であったり、例えばお金を借り入れている「銀行」であったり、「税務署」であったり、「株主」であったり、そういった方々です。
少し難しい言い方で利害関係者といいます。

会社は、会社だけでは成り立ちません。

利害関係者と深く関わって、初めて成り立ちます。 

そのため、これらの利害関係者にも会社の取引内容や業務成績等がわかるように帳簿に記入する際のルールをまとめたもの、これが「簿記」と言われるものです
 
簿記を勉強すると言う事はこのルールを学ぶことになります。
 
ルールなので少し難しい部分もありますが、このルールを理解することで会社のお金の流れであったり、資産の状況や経営の成績を把握することができるようになっています。

簿記は大人気の資格

 
簿記の資格で1番有名なのは、日本商工会議所が主催する簿記検定です。

資格といっても世の中には色々な資格であふれていますが、この簿記資格は、毎年60万人近くの人が受験する、超大人気の資格です。
 
もちろん企業内で「経理」「事務」として働く方には業務に直結する資格なので人気です。

しかし、簿記の資格がここまで人気なのは、何も経理部門のみで必要とされる知識だからではありません。

簿記が必要とされる職種

 簿記は経理部門のみならず、ビジネスのあらゆる現場で必要とされる知識です。
 
例えば、「営業職」の方を例にとって考えてみましょう。
営業職の方は常に「会社の売り上げのこと」や、「会社の利益のこと」、を考える必要がありますよね。
 
また、自分の会社のことだけでは無く、得意先の経営状況であったり、資産状況を理解することで、より的確なサービス提供や提案を行うことができます。

また、「販売職」の方にも言えます。 

「会社の売り上げのこと」や、「会社の利益のこと」を考える必要があるのは、販売職も同じですね。

 
また一見関係のないような、「システムエンジニア」や「プログラマー」の仕事に携わる方にも簿記は人気です。

「売上管理ソフト」を作るのに、「売上」「利益」の考えかたが分からないのでは、お客様と打合せすることも出来ません。

 簿記は社会人全般に必要な知識

簿記は、様々な職種に必要とされる知識です。

ビジネスに携わる、社会人全員に必要な知識であるといっても過言ではありません。

そのため、毎年簿記検定を受験する方が毎年60万人と多いのです。

就職活動にも役立つ知識

簿記は、社会人全般に求めらる知識であるため、もちろん就職活動中の方にも人気です。

簿記の検定をとることで、履歴書に書くことが出来、相手企業の評価を高めて自分の能力をアピールすることもできます。
 
また、応募する企業の財務諸表(決算書)を読み取ることで、優良な企業を見分けることもできるようになっています。
 
簿記の知識は法律の変更等により多少の変更はもありますが、基本的な部分は普遍的なものです。
 
そのため、一度身に付ければ、一生涯役に立つ知識であります。
 
ぜひ簿記の知識を習得して、皆様の生活に役立てていただければと思います。


 



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