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日本商工会議所 簿記試験の概要

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簿記試験の概要

簿記検定の種類~日商・全経・全商~の記事でもご紹介したように、簿記の検定試験の中でも一番知名度が高く、受験者数も多いのが日本商工会議所が主催する簿記検定試験です。

日商簿記受験目指す方に、何級があるの?どこであるの?どの級を受験すればいいの?などわかりやすく概要をご紹介します。

 

日商簿記試験 各級の概要と難易度

簿記4級の概要と難易度・学習時間の目安

  • 科目:商業簿記
  • 受験料:1,640円(税込)
  • 試験内容
    簿記の入門レベルで、日商簿記では一番下位の試験です。受験料も安く、学習時間も少なくお手軽に受験することが出来ます。 複式簿記の理解と簡単な記帳を学習します。
  • 学習時間の目安:20~30時間
  • こんな方におすすめ
    ・「社会人として基本的な用語や仕組みは覚えておきたいな~」と言う新社会人。
    ・「簿記に興味あるけど、いきなり3級を学習するのは不安だな~」という簿記の初学者。
  • 4級のポイントなど
    ・入門資格のため、簿記の学習に入りやすいレベルの内容ですが、受験者数が年間2,000人程度と少ないため、市販されているコースや教材が非常に少ないのが残念です。2017年春より、簿記4級は「簿記初級」としてリニューアルされる予定のため、今後充実されることを願います。

簿記3級の概要と難易度・学習時間の目安

  • 科目:商業簿記
  • 受験料:2,570円(税込)
  • 試験内容
    簿記の基礎知識を習得します。小企業や個人企業を対象とした経理業務に必要な商業簿記の知識を学習します。各級の中でも受験者数が年間30万人以上と一番多く、簿記を初めて学習する方は、まず3級から学習される方が多いです。
  • 学習時間の目安:60~90時間
  • こんな方におすすめ
    ・「簿記を初めて勉強する」という簿記の初学者。
    ・「社会人として基本的な用語や仕組みは覚えておきたいな~」という新社会人。
    ・「お客様との会話の中で、会計用語が出てくるけどわからない」という営業職、エンジニア職などの方。
    ・「転職、就職活動に役立つ資格をとりたい」という就職活動中の方。
    ・「自営をするので、基本的な経理の知識は実につけておきたい」という方。
  • 3級のポイントなど
    ・初めて簿記の学習をし、資格を取得したい人は3級から開始されることが多いです。大人気の資格であるため、教材も学校のコースも充実しています。また、学校同士の価格競争も激化しており、各学校で行っている割引キャンペーンによっては破格値で受講も可能なため、各学校の情報をチェックしておくとよいでしょう。

簿記2級の概要と難易度・学習時間の目安

  • 科目:商業簿記、工業簿記
  • 受験料:4,630円(税込)
  • 試験内容
    簿記の応用知識を習得します。中小企業を対象とした経理業務に必要な商業簿記の知識と、工業簿記や簡単な原価計算までを学習します。年間20万人が受験する、3級簿記に続く人気資格です。
  • 学習時間の目安:150~220時間
  • こんな方におすすめ
    ・「簿記3級の次に上位の資格をとりたい」という簿記3級の取得者。
    ・「商業高校時代に学習したけれど、新たに日商簿記の資格が欲しい」という学習経験者。
    ・「事務職から経理職へキャリアアップしたい」という事務職全般に携わる方。
    ・「転職、就職活動に役立つ資格をとりたい」という就職活動中の方。
    ・「会計の専門分野(公認会計士・税理士)に関する道に進みたい」という方の前提知識として。
  • 2級のポイントなど
    ・今後、会計・経理分野で仕事をしていきたいという方が受験されることが多いです。平成28年度~平成30年度までは、簿記2級・商業簿記において大幅な試験改正があるため、十分に情報を収集しながら学習を進める必要があります。

 

簿記1級の概要と難易度・学習時間の目安

  • 科目:商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算
  • 受験料:7,710円(税込)
  • 試験内容
    簿記の高度な知識を習得します。大企業経営や会計指導者向きの商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の専門知識を学びます。1級の合格者には、税理士試験の受験資格も付与されます。会計のプロとして働きたい方の登竜門と言えるべき資格でもあります。
  • 学習時間の目安:600~1000時間
  • こんな方におすすめ
    ・「会計のプロとして働きたい」という方。
    ・「大手企業の経理職で必要な知識を学びたい」という会計業務に携わる方。
    ・「税理士試験の受験資格が欲しい」という方。
  • 1級のポイントなど
    ・2級までと比較すると、全体的にかなりボリュームが増えるため、相当の学習時間を確保しないといけないことを覚悟しておいたほうがよいでしょう。数回受験して、やっと取得できたという方も多いです。学習に専念できる方で半年で合格出きれば非常にスムーズです。

 

各級の合格ライン

各級ともに、100点満点中70点以上で合格です。
ただし、1級に関しては各科目(商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算)10点以上得点しないと、総合得点が70点以上であっても不合格となります。

試験日

試験日は、年3回です。1年に3回しか無いチャンスなので、計画的に学習しましょう!1級は年2回開催です。

・6月(第2日曜日)
・11月(第3日曜日)
・2月(第4日曜日)※1級は2月の試験は実施されません。

試験場所と申込方法

全国の商工会議所(試験を実施している会議に限る)が指定した試験会場で受験することが出来ます。

試験を実施している商工会議所は、日本商工会議所公式サイトの「商工会議所検索」より検索ができます。申込も各商工会議所へ申し込みます。商工会議所によっては、申込日や申込方法(Web申込OKなど)にも違いがありますので、ご注意ください。

Web申込のサービスをしていない商工会議所は、基本的に直接申し込みに行かないといけないところが多いようです。もし仕事などの都合で直接行けない方は、郵送等でのやり取りになりますので時間がかかる場合があります。はやめに確認・手続きをしましょう。

ちなみに、居住近くの商工会議所に申し込まない等の行けないなどの決まりはありません。どの商工会議所に申し込んでもOKです。

2級・3級に関しては、商工会議所によって合格発表までの期間に差があります。早いところで試験後1週間程度で合格発表されるところも。はやく結果が知りたい方は、事前に確認されてみてはいかがでしょうか。


 



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