
せっかく努力して勉強をしてきたのに、簿記の試験に落ちてしまったという方は、辛い思いをしていると思います。
私自身、簿記講師をしていますが簿記の試験に落ちたことがあります。
その時は一緒に勉強した仲間と一緒に受験し、その仲間は合格し、私は不合格でした。
人と比べても意味がないとは思いますが、その仲間よりも勉強を頑張ったはずなのに…と思わずにはいれませんでした。
簿記の試験に落ちた経験がある分、簿記講師として一人でも多くの人に合格して欲しいと思っています。
今回残念だった人も、悔しい気持ちの分だけ努力してきたのだと思います。
それだけ努力が出来た人は、次はきっと合格出来るはずです。
次での合格を願って、簿記講師としてのアドバイスを紹介します。
また、独学で頑張っている人は思い切って専門講師の講座を受講するのも近道だと思います。
3級・2級・1級に最適な簿記の講座を受講することで、合格する確率は確実に高まりますので、以下の簿記講座のランキング記事も参考にして下さい。



もくじ
落ちた方は、まず今の簿記の実力を再確認しよう
今回受験してみて、合否の結果が出るまでドキドキしませんでしたか?
もし結果を見るまでドキドキしたのであれば、まったく手ごたえが無かったわけでは無く、合格出来る可能性が高いところまで来ているはずです。
まずは、今の自分に簿記の実力がどの程度ついているのか、あとどれくらい足りないのかを確認しておきましょう。
簿記試験の点数結果を、商工会議所へ聞いておきましょう
簿記試験をリベンジするためには、自分の現在の力を確認する必要があります。
自分が受験した簿記の試験結果が何点だったのかは、商工会議所へ聞けば教えてもらうことが出来ます。
聞き方は「電話での問い合わせ」「訪問しての問い合わせ」など商工会議所により様々です。
最近は、ホームページで合否だけでなく、点数も確認できる商工会議所もあるようですね。
商工会議所へ聞く場合は、電話で教えてもらえるところもあるようですが、直接訪ねて本人確認を行った後しか教えてもらえない場合もあるようです。
点数を聞く場合は、受験番号を控えておくことと、免許証などの本人確認が出来る書類を持参するのを忘れないようにしましょう。
ちなみに教えてもらえるのは点数だけで「どこが間違ったか」「問題の配点」は公表されていません。
簿記の試験点数別、再勉強の目安
商工会議所へ簿記の試験結果の点数を尋ねたら、ある程度の自分の現在の実力がわかるはずです。
その結果により、再勉強の計画を立てましょう。
試験結果が50点以下で落ちた場合
試験の点数が50点以下だった場合は、仕訳等の基本がまだスムーズに出来ていないかもしれません。
テキストを最初から見直し、仕訳は全て頭に入っているか確認しましょう。
またテキストを繰り返すのは辛いと思いますが、簿記は繰り返すたびに実力がつきます。
テキストで全体を確認した後に、トレーニングや問題集で問題を解く力を強化すれば、必ず点数が大幅アップします。
試験結果が50点以上で落ちた場合
簿記試験の点数が50点以上なのに不合格だった方は、非常に惜しかったですね。合格点に近いほど、悔しい思いをされていると思います。
これだけ点数が取れていれば、あと少し頑張れば次回は合格出来るはずです。
おそらく、必要な仕訳などは大体頭に入っているでしょう。
ただ、また苦手にしている分野があるのではないでしょうか。
後は苦手な分野を重点的に学習し克服すれば、次回は高得点での合格も可能です!
簿記試験に落ちた方・落ち続ける方へ簿記講師からのアドバイス
試験に落ちた直後は、辛い思いをされていると思います。
ただ、勉強したことはしっかりと身についています。
この身につけた知識を形にしないともったいないです。
簿記の資格は、取得すれば一生知識を証明できる、とても役に立つ資格です。
ぜひ、今回のアドバイスを参考に再チャレンジを頑張って下さい。
次回は皆さんの努力が実って、無事に合格出来ることを心から願っています。