平成28年8月に開催された、簿記指導者セミナーに参加してきました。
この簿記指導者セミナーは、平成28年度~平成30年度に実施される、簿記試験の大幅試験改正に向けて、簿記の指導者が内容と目的を理解し、適切に指導ができるように、平成27年度から全国で開催されています。
日本商工会議所が主催してこのような指導者向けのセミナーを開催するのは、私の知る限り初めてです。日本商工会議所の試験改正に対する本気度が伝わってきます。
私も受験者の皆様に伝授できるよう、平成27年の1回目に続き2回目の今年も、もちろん参加して、しっかりと勉強して来ましたよ!今回の簿記試験改正に関しては、我々簿記講師たちもしっかりと理解し対応していかないと、受験者を戸惑わしてしまうことになります。従来の知識や従来の対策では受験者の皆様を合格に導くことが難しくなってきています。
日々情報収集と勉強を怠らず、有意義な授業ができるように今後も努力します!
平成28年度 簿記指導者セミナーの内容
今回のセミナーは、平成29年6月に新たに適用される試験に関する内容が中心でした。
2級の商業簿記に新しく追加される、
・有形固定資産の圧縮記帳
・リース取引の
・外貨建取引
などの論点の必要性や、出題のポイントなどの講義がありました。
また、個人的に気になっていた「簿記初級」試験の開始についても話がありました。
これに関しては、整理して情報をアップしたいと思っています。
簿記指導者セミナーの資料に関しては、日本商工会議所(公式サイト)で公開される予定なので、指導者じゃなくても閲覧可能です。
ただ受験者の方は、資料を見ても難しいかもしれません。簿記の指導者や簿記の教材を作成する方が、きちんと理解して受験者のためにわかりやすい指導・わかりやすい教材を作成するのでご安心くださいね。
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