いつき
ご覧頂きありがとうございます、簿記講師の「いつき」です。
この記事では「簿記のネット試験」について、紙試験との違いを解説していきます!
一目でわかる!ネット試験と会場での紙試験の違い
受験級について
ネット試験 | 会場での紙試験 |
3級 2級 ※1級は対象外 | 3級 2級 1級 |
ここがポイント大
ネット受験の対象は、3級・2級のみで、1級は対象外です。
試験日時について
ネット試験 | 会場での紙試験 |
【随時実施】 各試験会場が設定する任意の日 | 【年3回実施】 2023年6月11日(日)第164回 2023年11月19日(日)第165回 2024年2月25日(日)第166回 (2月は、2・3級のみ) |
試験日時は、ネット試験のメリット
【ネット試験のメリット】
・会場が指定した日であれば、いつでも受験可能
・不合格でも、すぐに再受験できる
・受験の機会が増える(チャンスが増える)
・自分の学習の進み具合に合わせて受験が出来る
受験料について
ネット試験 | 会場での紙試験 |
3級:3,400円(受験料2,850円+事務手数料550円) 2級:5,270円(受験料4,720円+事務手数料550円) | 3級:2,850円 2級:4,720円 |
ここがポイント
ネット試験は、3級、2級とも事務手数料として、550円高くなります。
試験会場について
ネット試験 | 会場での紙試験 |
全国140ヶ所以上 | 全国120ヶ所以上 |
ここがポイント
ネット受験・紙試験共に、全国に会場があるので受けやすいです。
試験時間について
ネット試験 | 会場での紙試験 |
3級:60分 2級:90分 |
ここがポイント
試験時間は、ネット受験も紙試験も同じです。
合格発表について
ネット試験 | 会場での紙試験 |
試験後すぐに合否判定が出る | 約1週間前後に発表(会場による) |
ここがポイント
ネット受験は、試験後すぐに合否を確認することが出来ます。
持ち込み可能なものについて
ネット試験 | 会場での紙試験 |
電卓 ※筆記具は、試験会場より配布される。 | 電卓、そろばん(どちらか1つ) 筆記具(HBまたはBの黒鉛筆/シャープペンシル/消しゴム) |
ここがポイント
ネット受験の場合、筆記具(ボールペン)と計算用紙は試験会場より配布されます。
計算・メモ用紙について
ネット試験 | 会場での紙試験 |
試験会場よりA4サイズの紙が2枚(計算用)と、ボールペンが配布される。 (試験終了後、すべて回収) | 問題用紙・答案用紙・計算用紙が一体となった冊子が配布される。 (試験終了後、すべて回収) |
ここがポイント
ネット受験の場合、計算用の紙とボールペンが配布されます。
ネット試験・紙試験のメリットとデメリット
メリット | ・会場が指定した日であれば、いつでも受験可能 ・不合格でも、すぐに再受験できる ・受験の機会が増える(チャンスが増える) ・自分のスケジュールに合わせて受験が出来る ・マイペースに学習を進める事ができる ・試験後、すぐに合否が分かる | ・紙での受験なので、パソコンが使えなくても大丈夫 ・日程が決まっていることで、目標意識が高まる ・普段の勉強通り、慣れた紙で受験が出来る ・紙で合格証を受け取ることが出来る |
デメリット | ・パソコンが苦手な方は解答しにくい場合がある ・模擬試験のチャンスが少ない ・紙の合格証は、自分で印刷する必要がある ・事務手数料が550円かかる | ・年に3回しか受験のチャンスが無い ・不合格の場合、次の受験まで3~4ヶ月待たないといけない ・コロナなどの影響で、受験中止になる可能性もある |