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電卓は左打ちが早くて有利?簿記1級取得の講師による解説と練習方法

いつき
ご覧頂きありがとうございます、簿記講師の「いつき」です。

皆さんは、電卓を右手(右打ち)で使っていますか?左手(左打ち)で使っていますか?

一般的に右利きの方は右手で電卓を使う方がほとんどだと思います。(左利きの方は右手で電卓を使う方・左手で電卓を使う方と半々位の印象です。)

私も右利きで、普通に右手で電卓を使っていました。

仕事柄、他の簿記講師や税理士・公認会計士の方と一緒に仕事をする機会が多いのですが、会計分野の専門家と言えるその方たちの中には、右利きでも左手で電卓を打つ方がいらっしゃいます。

「左手で電卓を打ち、出た数字を右手でサラサラッと書く」

両手を効率的に使えるし、ペンを持ち換えたりする手間も無い。

すごくカッコよくないですか?

そういった方々に話を聞くと、簿記・税理士・公認会計士の受験生時代に練習したんだそうです。中には、学校で指導があったという方もいました。

当時、私が簿記1級の受験生で、問題を解くスピードを上げることが課題の一つだったことから、「私も左手で電卓のブラインドタッチが出来るようになりたい!!」と思い、練習を開始しました。

その時の経験をもとに、「練習方法」「マスターまでの期間」「左手打ちのメリット」などを紹介します。

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電卓を左打ちでブラインドタッチが出来るまでの練習

左手で電卓を打てるようになりたい!と思ってからは、「とにかく慣れることが一番!」と思い、勉強をする時も仕事をする時も電卓は必ず左手で叩くようにしました

電卓はキーの数も少ないので、パソコンのブラインドタッチをマスターするより簡単だろうと思っていました。

しかし…。

電卓が近くにある方は、ためしにちょっと打って見てください。意外に難しく、全然打てません(涙)

1週間ほど試しましたが、電卓も上達せず、勉強も仕事も進まないのでストレスがたまり、少しやり方を変えることにしました。

1日10分、電卓の練習を取り入れることに

勉強も仕事も捗らないと困るので、通常は右手に戻しました。

その変わり、ある程度スピードが上がるまで1日に10分程度、左手での電卓の練習を取り入れることにしました。

その結果、勉強も仕事も滞ることなく、左手の電卓スピードも徐々に上がっていきました。

やり方としては、

(1)1~9までの数字を足し算していく練習
(2)簿記のテキストや問題集に掲載されている財務諸表や試算表の数字を集計する練習

をまず行いました。

ここまでは、1週間ほど毎日練習すれば、基本的な足し算はある程度スムーズに打てるようになると思います。

その後、引き算・掛け算・割り算と進めて行き、最後に特殊キー(メモリーキーなど)をスムーズに打てるようになりました。

全ての電卓操作を左手に切り替える

ある程度スピードが付いてからは、勉強・仕事の電卓を全て左手に変えました。

今度はさほどストレスを感じずに、置き換えることが出来ました。

私が電卓を使う機会が多かったこともあると思いますが、1ヶ月経つころには、左手での電卓に慣れてきました。

2ヶ月も経つと、左手電卓も完ぺきにマスター出来ていたと思います。

私は、簿記試験の半年前頃に練習をしたので余裕がありましたが、もし、簿記受験者で左手電卓をマスターしたい方は、なるべく早めの練習をオススメします。

本番でどっち付かずになるのが一番怖いですよね。

遅くとも試験3ヶ月以上前には練習をスタートした方が良いと思います。

電卓左打ちのメリット・デメリット

電卓の左打ちは、ペンを持ち換えたりと言った余分な手間なく、計算結果をすぐに書き込める「スピードアップ」が一番のメリットだと言われています。

ただ、自分が左打ちに変えてみて処理速度が飛躍的に向上したかと言うと…

「微妙…。」

というのが、正直な感想です。

残念ながら、多少はスピードアップしたかな?位でした。

当たり前ですが、「両手が使える」からと言って、「両手を同時に使う」わけでは無いんですよね。

左手で計算した後、右手で書く。

それならば、右手で計算した後、右手で書くのと大差ありません。

右手で電卓を打つとき、一度ペンを置くならその動作の手間を省けますが、ペンを持ったまま打つ方も多いですよね。

実は、電卓の左打ちをマスターした後、期待した以上のメリットが無いことに気づいて、私は右手に戻してしまいました。

ちなみに簿記の1級を受験したときも、「右手でペンを持ったまま電卓を打つ」という通常のスタイルで合格しました。

今から電卓の左打ちをマスターしよう!と考えていた方には期待に沿えない結果になって申し訳ありません。

電卓左打ちのデメリット

電卓の左打ちをマスターした時、思った以上のスピードアップにはならなかったものの、特にデメリットを感じたことはありませんでした。

ただ、マスターするまでに1~2ヶ月の時間がかかることと、時間をかけてマスターした割にはスピードアップの効果が少ないことはデメリットと言えると思います。

電卓左打ちの一番のメリットはカッコよさかも?

電卓の左打ちでの「大幅なスピードアップ」は期待しすぎない方が良いと思います。

ただ、電卓の左打ちは「スピードアップ」だけがメリットではありません!

電卓の左打ちをマスターすると、「会計分野のスペシャリストのようで、カッコイイ!」というのもメリットだと思っています。

現に、私も実際にされている方を見て「カッコイイ!」と思って練習をスタートしましたし、マスターしたころは授業の生徒からも「いいですね!」と良くいってもらえました^^(オススメはしませんでしたが)

今回は、私の体験をもとに記事を作成しましたが、「電卓の左打ちはスピードアップにオススメ!」という方も多くいらっしゃいます。

一つの意見として、参考にしてもらえればと思います。

電卓の左打ちをマスターするよりも、電卓の便利機能を使いこなすのがオススメ

電卓の左打ちは、マスターするまでに時間がかかることと、得られるメリットが少ないこともあり、積極的にオススメはしません。

もし、計算のスピードアップを目的に電卓をマスターしようと考えている方は、電卓の便利な機能の使い方をマスターした方がスピードアップに直結するのでオススメです。

自動的に総計を取ってくれる機能や、メモリー機能、日付計算、定数計算など、電卓には便利な機能が沢山あります。

電卓の便利な使い方に関しては、「簿記試験に役立つ!電卓の便利な使い方を簿記講師が紹介します。」の記事で紹介していますので、参考になれば幸いです。

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