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独学より通学(通信教育)をおすすめする理由(1)

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独学か通学(習う)か

独学か通学(習う)かは、資格取得を目指す方の永遠のテーマ

資格を取りたい!

・・・という方にとって、まず悩むのが『独学』で学習するのか、学校やスクールに通って『通学』で学習するのかだと思います。

ここで言う『通学』とは、いわゆる学校やスクールに直接通う通学はもちろん、自宅で学習可能な通信教育やWeb学習・ビデオ学習・DVD学習を含む、専門の講師に『習う』形態を全て含ませてもらいます。

私自身も簿記講師という仕事上、簿記は独学で取得出来るかどうかと良く聞かれます。お金も安く済みますから、独学で取得出来るなら、それが一番ですよね。

独学合格は可能か

簿記検定試験は、3級・2級ともに独学で取得する人はいます。3級・2級であれば、独学で取得した人も結構身近にいらっしゃるのではないでしょうか。ただ1級となると、独学合格者はかなり少数でしょう。

なので「独学で可能か不可能かと聞かれれば、「可能ですよ」と答えます。

 

それでも、私は通学(習う)を断然お勧めします!

独学と通学とどちらがおすすめか聞かれれば、私は声を大きくして、断然通学をお勧めします!!」

なぜなら、私が職を失うからです・・・。(いえ冗談ですよ!)

決して独学を否定するわけではありません。
私自身、資格マニアな部分があり、独学で取得した資格も多々あります。
この資格を自分は絶対に独学で取る!という方は応援したいですし、その強い意思があれば、きっと合格出来ると思います。

ただ、独学か通学かを迷っている方は、なぜ断然通学をお勧めする!と強く私が言うのか、その理由を少しでも参考にして頂ければと幸いです。

通学をお勧めする理由

通学をお勧めする一番の理由は合格率

色々理由はありますが、一番の理由はズバリ「合格できる確率が、格段に高くなるから」です。

資格取得を目指す方は、もちろん合格したいと思っているので、これが一番の理由です。

具体的に、簿記の3級の合格率を例に挙げます。

第143回(H28.6.12実施)の日商簿記3級の全国平均合格率は、34.2%でした。
回によって合格率の差はありますが、だいたい3級の全国的な合格率は30~40%を推移しているので、平均的な回ですね。
ちなみに、各回の合格率は公式サイトで公開されているので、興味のある方はご覧ください。(公式サイト:受験者データ

これに対し、私が教える生徒さん、いわゆる通学者の3級合格率は70%~90%です。
けっして私の教え方が良いのだと、自慢したいわけではありません。(でもちょっとは自信あります。一生懸命教えているので)
実は他の学校やスクール等の先生にもお会いしたときによく合格率を聞くのですが、簿記をきちんと教えている学校であればどの学校やスクールでも、大体同程度の合格率です。ただ、学習期間や通学・通信などの学習形態によっても違いますので、総合すると3級合格率が60%~80%、2級合格率が50%~70%の学校が多いと思います。私の場合は、1ヶ月~3ヶ月程度通学してもらい直接教える形態なので、合格率も高めです。

きちんと専門の講師に習えば(もちろん本人の努力も必要です)、かなり高い確率で合格できるのに、全国平均が30%~40%の合格率であるということは、逆に習っていない独学者の合格率は全国平均より、かなり低いと考えられます。
嫌な言い方かもしれませんが、独学者の合格率が低いために全国的な合格率を落としています。

独学者と通学者の合格率比較例

先ほど例に出した第143回(H28.6.12実施)の合格率34.2%という数字ですが、

合格者数÷実受験者数=合格率
28,705名÷83,915名=約34.2%

という受験者数に基づいて算出されています。
このうち、何名が独学者かは分かりません。2回目・3回目の受験者の方もいるでしょう。一概に考えるのは適切でないかもしれませんが、仮に、実受験者数の6割が独学者・4割を通学者と仮定して、通学者の合格率を平均的な70%と考えたときの、独学者の合格率を計算してみると、以下のようになります。

  合格者数 受験者数 合格率
全国平均 28,705名 83,915名 34.2%
独学者(受験者数の6割と仮定) 5,209名 50,349名 10.3%
通学者(受験者数の4割と仮定) 23,496名 33,566名 70.0%

独学者がもっと少ないと考えると、さらに悲惨な結果になります。

この割合が違ったとしても、独学者と通学者の合格率にはかなりの差あることは、明確です。

独学か通学か迷っている皆さんに、この合格率の違いを考えに入れた上で検討して欲しいと思い力説しました。

最後に

どのスクールや学校も、自信を持って自校の合格率を公表したらいいのに!と思います。

前述したように、独学で1発合格できる方も実際にいます。ただそれは、絶対的な強い意志を持って一人で努力できる方、分からない部分をWebや無料サービスを利用して解決する行動力のある方、簿記のセンスや学習センスがある方です。
私が講師として教えている経験上、そのような方はむしろ少数です。多くの方がつまずき、不安に思いながら、講師に何度も何度も聞いて、努力を重ねて苦労の結果取得されます。

我々講師も、その気持ちに答えるべく情報を収集し、分かり易く伝えるため工夫し、1人でも多い合格者を出すよう日々努力しているのです。なので、私は自信を持って専門講師に習ったほうが良いよ!といいます。

今回の話は、簿記だけでなくどの資格にもいえることです。

現在は、ネットも普及し様々な専門家への質問も気軽にしやすい環境です。独学者を支援する優良で親切なサイトも沢山あります。

でも講師をしている私は、実際の合格率の差を知っていますので安易に独学は進めません。

私がこの様な思いで仕事に取り組んでいるので、このサイトは独学で頑張る方には参考になる情報が少ないかもしれません・・・(独学者の方、すみません!)

ついつい熱くなり長くなってしまいました。

通学をお勧めするとは言いましたが、様々な形態(通学・通信教育・ビデオやDVD教材・Web学習など)がありますし、学校やスクールも(講師も)実はピンキリです。

私は長年、簿記の受験生でもありましたので、ちょっとした教材マニアでもあります。
なので今後は、スクールや教材を選ぶときのポイントなども記載していきたいと思います。

 


 



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